目次
- 1 詩仙堂 周辺の紅葉名所な神社とお寺
- 1.1 詩仙堂の紅葉|”ししおどし”が鳴り響く庭園で心癒される
- 1.2 八大神社の紅葉|宮本武蔵縁の地(詩仙堂の隣)
- 1.3 圓光寺|洛北で最古の庭池がある家康ゆかりのお寺(詩仙堂から徒歩3~4分)
- 1.4 金福寺|初代大河ドラマのヒロインが暮らしていたお寺 (詩仙堂から徒歩8分)
- 1.5 曼殊院門跡|皇族が住職を務めた天台宗五門跡の一つ (詩仙堂から徒歩20分)
- 1.6 赤山禅院|”もみじ寺”とも称される紅葉名所(詩仙堂から徒歩30分)
- 1.7 瑠璃光院|”京都で一番美しいお寺”と噂のインスタ映えスポット(詩仙堂から徒歩20分)
- 1.8 修学院離宮|当日参観可能で身近になった紅葉名所 (詩仙堂から徒歩20分)
- 1.9 蓮華寺|絵画のような「額縁紅葉」は必見(詩仙堂から徒歩36分)
- 1.10 実相院|”床もみじ”は息を呑む美しさ (詩仙堂から徒歩35分)
- 1.11 鷺森神社|ガイドブックには乗らない穴場の紅葉名所 (詩仙堂から徒歩35分)
- 2 詩仙堂周辺の紅葉巡り。お役立ち情報
- 3 詩仙堂周辺の立ち寄りたい神社や人気スポット
- 4 まとめ
詩仙堂 周辺の紅葉名所な神社とお寺
南禅寺の紅葉名所エリアから
ちょっぴり足を延ばして北上していくと、
「庭園の紅葉」で有名な名所が点在しています。
“京都駅周辺に比べると”
混雑は少なめで静かに紅葉を楽しめます。
・圓光寺(えんこうじ)
・金福寺(こんぷくじ)
・曼殊院門跡(まんしゅいん)
・赤山禅院(せきざんぜんいん)
・瑠璃光院(るりこういん)
・修学院離宮(しゅうがくいんりきゅう)
・蓮華寺(れんげじ)
・実相院(じっそういん)
・鷺森神社(さぎのもりじんじゃ)
詩仙堂の紅葉|”ししおどし”が鳴り響く庭園で心癒される
詩仙堂は徳川家に仕えた武士であり
側近だった石川丈山(いしかわじょうざん)が1641年に造営。
部屋や庭園も東寺のままに残り、
縁側に座ってゆったりと紅葉を眺めたり、歩いて散策出来ます。
■詩仙堂の写真満載の紅葉現地レポはこちら↓
■詩仙堂の御朱印情報はこちら↓
八大神社の紅葉|宮本武蔵縁の地(詩仙堂の隣)
京都市の左京区一乗寺にある八大神社(はちだいじんじゃ)
詩仙堂のすぐ隣りにあります。
宮本武蔵が吉岡一門と決闘をした
「京都一乗寺下り松の決闘」ゆかりの神社です。
■八大神社の写真満載の紅葉現地レポはこちら↓
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圓光寺|洛北で最古の庭池がある家康ゆかりのお寺(詩仙堂から徒歩3~4分)
圓光寺(えんこうじ)の創立者は徳川家康。
徳川家康のお墓があり、家康の「歯」が埋葬されているとか・・
紅葉の見どころは「十牛の庭(じゅうぎゅうのにわ)」と呼ばれる庭園。
洛北で最古の庭池といわれる栖龍池(せいりゅうち)もあります。
また紅葉以外では、空洞の中に水滴を落下させ、
その際に発せられる音を反響させる
仕掛けの水琴窟(すいきんくつ)が有名・・・
■2019年圓光寺の紅葉の見ごろ
11月中旬~11月下旬
混雑度:★★★
■朝の早朝特別拝観
期間:11月18日(日)~11月25日(日)の8日間
時間:午前7時30分~ ※普通拝観は午前9時より
人数:1日70名限定
拝観志納金:おひとり様 1,000円
応募方法はこちらから
→圓光寺オフィシャルサイト
毎年すぐに埋まってしまうそうなので早い者勝ちですよ!
■圓光寺(えんこうじ)
【時間】9:00-17:00
【拝観料】500円
【御朱印】あり(書き置きのみ)
【札所等】京都洛北 森と水の会 ご朱印巡り
■圓光寺の写真満載の紅葉現地レポはこちら↓
金福寺|初代大河ドラマのヒロインが暮らしていたお寺
(詩仙堂から徒歩8分)
864年の創建の金福寺(こんぷくじ)
松尾芭蕉が京都を旅行した際に滞在していたことか。
芭蕉庵、庭園が紅葉ビュースポット
金福寺は1963年に放送された記念すべき
第1作目の大河ドラマ「花の生涯」のヒロイン、
村山たか女が尼として暮らしていたことでも知られています。
歴史小説『花の生涯』をもとに、
幕末の大老で桜田門外の変で倒れる
井伊直弼(いいなおすけ)の生涯を描いた作品。
■金福寺の紅葉の見ごろ
11月中旬~12月上旬
混雑度:★★
かなり紅葉穴場スポット。■金福寺(こんぷくじ)
【時間】9:00-16:30
【拝観料】400円
【御朱印】あり。
【札所等】京都洛北 森と水の会 ご朱印巡り
曼殊院門跡|皇族が住職を務めた天台宗五門跡の一つ
(詩仙堂から徒歩20分)
天台五門跡の1つ、曼殊院(まんしゅいん)
(青蓮院、三千院、妙法院、毘沙門堂門跡)
庭園の奥の色づいた紅葉が美しいです。
比叡山にあった鎮護国家の道場が、
1656年にここに移されて以来、皇族が歴代の住職を務めたというお寺。
■曼殊院の紅葉の見ごろ
11月中旬~12月上旬
混雑度:★★★★
昼間は混雑しています。
午前中がオススメ。
■ライトアップ有
期間:11月1日(木)~11月30日(金)
時間:17:00~19:30受付終了(閉門20:00)
拝観料600円
京都駅から離れ、最寄り駅からも離れているので、
夜のライトアップが狙い目。
(京都駅から離れるほど観光客が少なく混雑は避けられる)
■曼殊院(まんしゅいん)
【時間】9:00-16:30(閉門17:00)
【拝観料】600円
【御朱印】あり。
【札所等】京都洛北 森と水の会 ご朱印巡り/近畿三十六不動尊17番。
近畿三十六不動尊には紅葉の名所、大覚寺、三千院、青蓮院門跡も
■曼殊院の写真満載の紅葉現地レポはこちら↓
■曼殊院の御朱印情報はこちら↓
赤山禅院|”もみじ寺”とも称される紅葉名所(詩仙堂から徒歩30分)
世界遺産、比叡山延暦寺の塔頭の赤山禅院(せきざんぜんいん)。
京都御所から見て表鬼門の方角(東北)に当たるため、都の守護の役割があったという歴史あるお寺。
別名「もみじ寺」と呼ばれるほどの名所。
都七福神の一つで福禄寿をまつる福禄寿殿や、
出世弁才天として知られる弁財堂も必見です。
■赤山禅院の紅葉の見ごろ
11月中旬~12月上旬
混雑度:★★★
京都駅から距離があり、
奥まった立地なので、比較的すいている。
土日は午後から混雑。
■赤山禅院(せきざんぜんいん)
【時間】9:00-16:30(閉門17:00)
【拝観料】境内自由
【御朱印】あり。
【札所等】都七福神(福禄寿)/神仏霊場巡拝の道 107番
■赤山禅院の写真満載の紅葉現地レポはこちら↓
瑠璃光院|”京都で一番美しいお寺”と噂のインスタ映えスポット(詩仙堂から徒歩20分)
「京都で一番美しいお寺」という口コミで話題の瑠璃光院(るりこういん)
拝観料は2,000円と少々値が張るにも関わらず、
SNSを中心に話題になり、訪れる人が後を絶たない紅葉の名所。
窓を額縁に見立てた紅葉や
机に鏡のように映りこんでいる紅葉が美しく、
近年、京都の紅葉でも人気急上昇中のお寺です。
■瑠璃光院
【紅葉の見頃】11月中旬~12月上旬
【混雑度】★★★★
一度に入る人数を制限している関係で紅葉シーズンの土日は早朝から行列も・・。
■瑠璃光院 秋の特別拝観
【期間】10月1日(月)~12月10日(月)
【拝観時間】10:00~17:00
【拝観料】一般2,000円
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■瑠璃光院の御朱印情報はこちら↓
修学院離宮|当日参観可能で身近になった紅葉名所
(詩仙堂から徒歩20分)
11月に修学院離宮に行くことになりました
これは去年の修学院離宮
去年同様に燃えたぎるような紅葉を見せてほしいですね
おととしは本当に色がダメだったので pic.twitter.com/WiEv36pPI6— cappuccino (@C_trains_kirara) 2017年8月4日
修学院離宮(しゅうがくいんりきゅう)は、
以前までは事前予約が必要でしたが、2016年から当日参観可能な枠が出て話題に。
江戸時代初期、後水尾天皇(ごみずのおてんのう)
が徳川幕府の援助を受け4年かけて造営された別邸。
宮内庁京都事務所の管理しています。
【定員】各回50名
【参観開始時間】
午前9時,10時,11時
午後13時30分,15時(計5回)
所要時間:約80分当日申込&事前予約の
申込方法などの詳細は宮内庁のサイトから。
■修学院離宮の紅葉の見ごろ
例年:11月中旬~12月上旬
混雑度:★
事前予約、当日申込ともに
定員が決まっているので混雑はなく
係りの人がコースに沿って案内。
蓮華寺|絵画のような「額縁紅葉」は必見(詩仙堂から徒歩36分)
蓮華寺(れんげじ)は
加賀前田家の家老(いまえだちかよし)が出家して晩年を過ごした場所。
建物の柱や床などを額縁に見立てた「額縁紅葉」や
散り紅葉など素晴らしい紅葉が堪能できる穴場スポットの一つです。
■蓮華寺の紅葉の見ごろ
混雑度:★★
例年:11月下旬~12月上旬
■蓮華寺(れんげじ)
【時間】9:00-17:00閉門
【拝観料】400円
【御朱印】あり
■洛北蓮華寺の紅葉現地レポはこちら↓
■洛北蓮華寺の御朱印情報はこちら↓
実相院|”床もみじ”は息を呑む美しさ
(詩仙堂から徒歩35分)
京都府京都市左京区 岩倉実相院門跡の紅葉 https://t.co/51LzPE9liX
秋になると庭の紅葉が床に照り映された「床もみじ」が美しいことで知られ、洛北の紅葉の名所となっています。 pic.twitter.com/dLTkzGGojb— 観光のつぶやき (@ryokou8) 2015年11月13日
実相院(じっそういん)は
客殿の黒光りする床に紅葉が映りこむ「床もみじ」が有名です。
*現在、「床もみじ」は撮影禁止。 庭園の撮影は可能。
幕末の「維新の十傑」*の1人ともいわれる
岩倉具視(いわくらともみ)が住んでいたことでも知られています。
* 維新の十傑
岩倉具視(公家) /西郷隆盛(薩摩藩)/大久保利通(薩摩藩)/小松帯刀(薩摩藩)
/大村益次郎(長州藩)木戸孝允(長州藩)/前原一誠(長州藩)
広沢真臣(長州藩)/江藤新平(肥前藩)/横井小楠(肥後藩) /
(山脇之人『維新元勲十傑論』より)
■実相院の紅葉の見ごろ
混雑度:★★★★
11月中旬~11月下旬
床もみじ目当てで晴れた日の昼間は混雑
■実相院(じっそういん)
【時間】9:00-17:00
【拝観料】500円
【御朱印】あり
鷺森神社|ガイドブックには乗らない穴場の紅葉名所
(詩仙堂から徒歩35分)
修学院、山端地区の氏神神社(うじがみじんじゃ)でもある
鷺森神社(さぎのもりじんじゃ)は紅葉の穴場的スポット。
触れると夫婦和合や良縁が授かるという「八重垣」の石に注目。
■鷺森神社の紅葉の見ごろ
11月下旬~12月上旬
混雑度:★★
ガイドブックにはあまり掲載されない穴場。
【御朱印あり】
詩仙堂周辺の紅葉巡り。お役立ち情報
紅葉散策オススメルート
※オレンジ色の場所は詳細記事へのリンクを貼ってます。
予約が取れた前提ではありますが、
早朝特別拝観を行っている「圓光寺」からスタート。
(早朝特別拝観は人気で満員必至)
次に混雑を避けたい「詩仙堂」を
開門直後に訪れ、その後は北上していくコースなんていかがでしょうか?
圓光寺(早朝特別拝観7:30~)
↓徒歩4分
詩仙堂
↓徒歩15分
曼殊院
↓徒歩17分
赤山禅院
↓徒歩18分
蓮華寺
↓徒歩17分
瑠璃光院
歩く距離の合計約5km
歩く時間 約1時間15分
余裕があれば、他のスポットも巡りたいところです。
「紅葉鑑賞と散策でちょっと足が辛い・・」
そんな場合は赤山禅院から修学院駅まで行って
そこから叡山電鉄で蓮華寺周辺までいくと良いですね。
曼殊院、修学院離宮周辺は「歴史的風土特別保存地区」に
指定されていてのどかな里山の風景が広がっています。
後悔しない為に・・・早朝の行動を検討する
紅葉シーズン、
このエリアで混雑が予想される詩仙堂ですが、
管理人が訪れた際は入口付近には行列が・・
紅葉が彩る詩仙堂の庭園は散策ができますが、
「縁側に座ってゆっくり紅葉を眺めるのもいいよなー」
なんて思ってた訳ですが。
実は建物の中はこんな状態。
縁側待ちの行列ができています。
これじゃゆっくりは・・・・できないですよね。
「タクシーで行っちゃおう!」
なんて安易に考えると・・・タクシー行列・・
道幅が狭いのです。
・計画を建てたのに予定通りにまわれなかった・・
・インスタ映えする写真を撮りたかったけど、映るのは人ばかり・・
・バスやタクシーが渋滞にはまって全く動かなかった
・絶景に癒やされたくて行ったのに、疲れて帰ってきた・・
なんてことになりかねません。
混雑を避けて楽しみたいなら電車&徒歩での移動をメインに。
(朝ならスイスイ行く可能性大)
そして比較的空いている朝の開門直後か、閉門の直前をオススメします。
朝の空気は最高に気持ちいですしね。
詩仙堂周辺の立ち寄りたい神社や人気スポット
紅葉を愛でるのがメイン・・
でもせっかく京都に来たなら近場の神社や人気スポットにも立ち寄りたい。
という積極派のあなたにオススメしたい神社を紹介します。
「世界で一番美しい本屋」のひとつ、恵文社一乗寺店
イギリスのガーディアン紙で「世界で一番美しい本屋10」に
選ばれた本屋「恵文社」があります。
独自にセレクトされた書籍、
オシャレな雑貨が所狭しと並んでいて
ついつい長居してしまう楽しい本屋さんです。
個人店こそ、街を変えられる。
店長さんの熱い思いが伝わる本です。
まとめ
京都駅周辺に比べれば人が少ないですが、詩仙堂周辺は混雑が予想されます。
曼殊院、赤山禅院まで行くと混雑も和らぐ印象です。
記事内で紹介した詩仙堂周辺のマップ。
スマホでみればナビ代わりにもなるので、紅葉散策のお供にご活用ください。
(GoogleMapと実際の場所には多少のズレがある場合があります)
紅葉と一緒に御朱印めぐりもしたい方はこちら↓
【御朱印(京都版)】まとめはこちら↓
・一人参加限定(1名1室確約)
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・開門前に優先拝観できるプラン
などもあります。
↓
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