東福寺とは?
東福寺は京都を代表する紅葉の名所で、京都五山のひとつ。
(南禅寺、天龍寺、相国寺、建仁寺、万寿寺)
紅葉の見ごろを迎える11月は、東福寺の年間参拝者数の半分である”約40万人”が訪れます。凄い混雑ですが、それでも訪れる価値充分の素晴らしい紅葉を見れます。
東福寺の紅葉 例年の見頃・混雑度は?
東福寺の紅葉の見頃や混雑度 | |
例年の見頃 | 11月中旬~11月下旬 |
混雑度 | ★★★★★(激混み) |
ポイント | 紅葉ピーク時はとんでもない混雑になるので、混雑を回避したいなら「朝一番」がオススメ(後ほど紹介) |
最新情報(公式サイト) | ■東福寺 公式サイト |
東福寺の紅葉見どころ・紅葉写真
東福寺は、世界遺産でもある奈良の「東大寺」「興福寺」から1字ずつ取って、「東福寺」という名前になったとか。
室町時代の東福寺は、境内にたくさんの桜が植えられていたそうです。
しかし、
その代わりにカエデを植えたと伝わっているそうです。
そんなこんなで東福寺には約2000本ものモミジが植えられているとか。
この2000本もの紅葉が秋になると非日常な景色を作り出します。
境内の全域に紅葉がありますが、代表的な東福寺の紅葉の見どころを紹介します。
紅葉写真1:臥雲橋(がうんきょう)からの景色
東福寺駅から東福寺に向かう際に通る
一般道でもある臥雲橋がうんきょう。東福寺三名橋のひとつでもあります。
・通天橋(つうてんきょう)
・臥雲橋(がうんきょう)
実はここ、地元の学生の通学にも使われる一般道。
この景色だけなら、拝観料を支払わなくても堪能できちゃいます。
普通に生活していると、これだけモミジが密集した景色はまず見れません。
朝陽が当たってスケスケの紅葉。
皆さん一様に「うわぁぁ。キレイねぇぇ」と感嘆の声を漏らして、カメラを向けていました。
紅葉の谷間に浮かび上がっているのが通天橋。拝観料を支払って通ることができます。
(激混みですが・・)
ちなみにここは安全性、混雑緩和の点から、2016年から原則「撮影禁止」になってしまいました。
しかし朝の早い時間帯なら、警備員さんはいません。
&混雑していない時間帯なら見逃してくれてました・・^^
そんな観点からも、東福寺の紅葉は朝一をオススメします!
紅葉写真2:通天橋から眺める紅葉のゼッケイ
先ほど臥雲橋から見えていた通天橋からの景色。
雑誌などでも必ず取り上げられる「京都の紅葉」の代表的な景色。
40万人訪れるという皆さんのお目当ての景色もここです。
ちなみに通天橋も、残念ながら2016年から混雑による安全面の危険性から撮影禁止に。
↑この混雑だと全く前に進まないので仕方ないですね・・。
写真撮り放題です^^
東福寺は初夏の青もみじもオススメです。
紅葉写真3:境内から見上げる通天橋
紅葉写真4:境内の散り紅葉
東福寺は「散りもみじ」も美しいです。
12月上旬には散りもみじが真っ赤に染まります。
朝陽に当たった紅葉がキラキラと光って夢の世界にいるような気分。
気分はウッキウキですよ。
紅葉写真5:通天橋の脇から眺める紅葉
この辺は比較的、人も少なめなので紅葉を思う存分たのしめます^^
紅葉写真6:三門周辺
室町時代に建立された「三門」
禅宗のお寺としては最古の三門。
カッコイイです。
紅葉写真7:方丈庭園
紅葉写真8:龍吟庵(東福寺の塔頭)
龍吟庵は、東福寺塔頭の第一位とされ、毎年秋限定で公開されています。
「現存する最古の方丈建築」として国宝にも指定されていますよ~。行かないと勿体ないです。
■龍吟庵(東福寺の塔頭)の紅葉現地レポはこちら↓
混雑情報と混雑を避ける方法
突然ですが・・・
あなたが東福寺の紅葉を見に行く「目的」はなんでしょうか??
・キレイな紅葉で心を癒されたーい
・インスタ映えする写真を撮りたーーい
・友達や恋人との関係を深めたーーい
人によって楽しみ方はあると思いますが、もし上記のような目的であれば、東福寺への参拝は絶対に「朝一番」をオススメします。
なぜなら・・
紅葉真っ盛りの「東福寺」はかなり混雑するからです。
どのくらい混雑するのか?こんな感じです!
この写真は数年前の紅葉シーズンの東福寺の写真です。
これ、東福寺の境内ではありません・・
東福寺駅から東福寺へ向かう道がこの混雑。
まったく前に進めない状態です・・。
やっと・・やっと東福寺についたと思ったら
今度は「通天橋の拝観チケット」購入の行例・・
なんとかチケットを購入し・・
今度こそ、、
「通天橋からの紅葉が見れるぅ」と思ったら、、、
いざ橋を通り始めると混雑で人の頭しか見えない・・
次から次ぎへと人が押し寄せ、ゆっくり見る状況でもない。
こんな状態でした。
どの写真も写るのは人の頭と顔ばかり・・
心を癒したくて行ったのに逆に疲れた。。
そんな状況でした。
(2016年から臥雲橋・通天橋での写真撮影は禁止に。混雑具合はかなり緩和されています!)
写真に写る皆さんも厳しいお顔です・・
イライラして喧嘩するカップルも・・。
混雑を避ける方法1:8:30前に着くようにする
紅葉シーズンの東福寺の混雑の恐ろしさを身をもってしったわたくし・・
「東福寺に行く目的」を再確認。(紅葉に癒やされたい~)
次の日の朝に再チャレンジすることに。
今度は東福寺の開門時間(8:30)の少し前に着くようにしました。
すると・・・
昨日は混雑でゆっくり見るどころじゃありませんでしたが、(警備員の方に進んでくださーいと促されます^^)朝一番ならバッチし。
人がいない通天橋。
朝陽があたる紅葉がきれいでした。
(この時は写真撮影OK)
受付終了の16時前、閉門前の時間帯も比較的空いていますが、朝陽がちょうど差し込んでくる時間帯の紅葉がオススメです^^
混雑を避ける方法2:早朝に臥雲橋(がうんきょう)から眺める
記事内でもお伝えしましたが臥雲橋は地元の方も生活で使う一般道。
早朝であれば、東福寺の開門時間関係なく紅葉を楽しめます。
「どうしても所要時間があまり取れない」
「高速バスで早朝につくけど拝観時間までヒマ・・」
そんな方は臥雲橋からの景色を楽しんでみてはいかがでしょうか?
(ご迷惑にならないように)
東福寺のライトアップはある?
東福寺自体は夜間ライトアップは行っていませんが、
東福寺の塔頭である天徳院(徒歩すぐ)・勝林寺(徒歩10分)ではライトアップが行われています。
東福寺のアクセス・情報
東福寺(京都市左京区)のアクセス | |
住所 | 京都府京都市東山区本町15−778 |
拝観時間 | 8:30-16:30受付終了 |
拝観料 | 通天橋・開山堂(400円)、方丈八相庭園(400円) |
アクセス | 【市バスの場合】「東福寺前」下車 徒歩約5分 【電車】地下鉄東西線「東山」駅から徒歩 約8分 京阪「祇園四条」駅から徒歩 約10分 阪急「河原町」駅から徒歩 約15分 ■東福寺の駐車場情報 |
東福寺の御朱印情報
御朱印情報 | |
御朱印 | あり(紅葉シーズンは書き置きのみ) |
料金(志納料・初穂料) | 300円 |
授与場所 |
■初心者のための御朱印ガイド
【周辺紅葉マップ】東福寺周辺の紅葉名所
紅葉時期の京都はバスの混雑がスゴイ・・(汗)
できるだけ移動距離を少なくして、エリア別に徒歩などで攻めるのが効率的です!
■東福寺周辺の紅葉名所9選はこちら↓
塔頭 龍吟庵の紅葉(東福寺と隣接)
京都府京都市東山区にある東福寺の塔頭、龍吟庵(りょうぎんあん)
東福寺の偃月橋(えんげつきょう)を渡った先にあります。
東福寺塔頭の第一位とされ、毎年秋限定で公開されています。
「現存する最古の方丈建築」として国宝にも指定されていますよ~
■龍吟庵の写真満載の紅葉現地レポはこちら↓
塔頭 勝林寺の紅葉(東福寺から徒歩15分)
東福寺の塔頭、勝林寺(しょうりんじ)
東福寺の鬼門にあたる場所にあり、北方の守護神、毘沙門天を祀ることから「東福寺の毘沙門天」とも呼ばれるそうです。
秋の特別拝観としてライトアップも行っています。
定期的に新しい御朱印を頂けるので御朱印ガールに大人気。
秋限定の御朱印も。
■勝林寺の写真満載の紅葉現地レポはこちら↓
塔頭 光明院の紅葉(東福寺から徒歩すぐ)
光明院(こうみょういん)は
室町時代の1391年に建てられた東福寺の塔頭(たっちゅう)
「波心の庭(はしんのにわ)」と呼ばれる庭園と
庭園周辺で色づく紅葉が美しく心が癒されます・・。
東福寺の塔頭(たっちゅう)ではありますが、
東福寺の喧騒からはうって変わって静かな時間を過ごせます。
個人的には超オススメです。
■光明院の写真満載の紅葉現地レポはこちら↓
まとめ
紅葉シーズンの東福寺は絶対に朝一番がオススメ。
朝に行けないなら混雑で待つ可能性があるので、所要時間は余裕を持って・・・。
紅葉と一緒に御朱印めぐりもしたい方はこちら↓
【御朱印(京都版)】まとめはこちら↓
・一人参加限定(1名1室確約)
・3密を避けて一人で二席使えるバスツアー
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「修行の妨げになるかも・・」